ブルーモーメントの気象災害は実話?モデルは過去にホントにあった天災?

ブルーモーメントの気象災害は実話?モデルは過去にホントにあった天災? ドラマ
スポンサーリンク

現在放送中のドラマ「ブルーモーメント」では、毎週様々な気象災害が起こり、SDMは人命救助に全力を注いでいます。

気象災害の恐ろしさを考えさせられるドラマで、毎週ハラハラしてしまいますね。

そんなドラマ「ブルーモーメント」で起こった気象災害は、実話を元にしているのか気になる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回はドラマ「ブルーモーメント」の気象災害について以下のことをまとめてみました。

  • ブルーモーメントの気象災害は実話?
  • ブルーモーメントの気象災害のモデルは過去にホントにあった天災?

ということで「ブルーモーメントの気象災害は実話?モデルは過去にホントにあった天災?」と題して記事をお届けしていきます。

スポンサーリンク

ドラマ「ブルーモーメント」の原作は漫画ですので実話ではありません。

ですがドラマでは気象庁が協力していたり

気象庁気象研究所主任研究官で学術博士でもある荒木健太郎さんが気象監修をされています。

ですのでドラマ「ブルーモーメント」のストーリーの気象災害なども過去に起こった気象災害が元になっている実話の可能性はありますよね。

スポンサーリンク

ドラマ「ブルーモーメント」の気象災害は実話があるのかは、公表されていません。

ドラマ「ブルーモーメント」では毎週、様々な気象災害をテーマにドラマが進んでいきます。

主演の山下智久さん演じる晴原が所属するSDMが、様々な気象災害を予測し、被害を最小限に抑えて人命救助に励んでいます。

そんなドラマ「ブルーモーメント」で起こった気象災害は実話かどうかはわかりませんでした。

しかし、被害に遭ってしまった地域や人々に、気象災害の恐ろしさを毎週考えさせられるドラマとなっています。

スポンサーリンク

ドラマ「ブルーモーメント」の気象災害のモデルは過去にホントにあった天災と似ているものがあります。

ドラマ「ブルーモーメント」で発生した気象災害は以下の通りです。

ドラマ「ブルーモーメント」気象災害一覧

  • 1話(回想) 〜 集中豪雨
  • 1〜2話 〜 雪崩
  • 3話 〜 火災
  • 4話 〜 竜巻
  • 5話 〜 雹(ひょう)

この気象災害から、過去に起きた気象災害で似ているものを詳しく解説します。

スポンサーリンク

ドラマ「ブルーモーメント」1話の回想シーンで起きた気象災害である集中豪雨と似ている過去事例は、「平成29年7月九州北部豪雨」です。

2017年に発生した「九州北部豪雨」とドラマ「ブルーモーメント」1話の集中豪雨で似ている点は以下の通りです。

  • バックビルディング型の集中豪雨
  • バックウォーター現象が起こった

また、気象庁気象研究所が以下のように発表しています。

この大雨は、線状降水帯がほぼ同じ場所に長時間にわたって停滞することで引き起こされた。(中略)積乱雲が繰り返し発生し、それらが猛烈に発達しながら東へ移動することで形成・維持されていた。線状降水帯のこのような形成過程を、「バックビルディング型形成」と呼ぶ。

https://www.mri-jma.go.jp/Topics/H29/Happyoukai2017/02.pdf

ドラマ「ブルーモーメント」1話回想シーンの集中豪雨と似ている点が多い、九州北部豪雨でした。

九州北部豪雨以外にも、似た気象災害があります。

  • 平成30年7月豪雨
  • 平成27年9月関東・東北豪雨(鬼怒川水害)
  • 平成23年7月新潟・福島豪雨 など

近年、集中豪雨が本当に多いですよね。

とても恐ろしい気象災害です。

ということで、ドラマ「ブルーモーメント」1話の回想シーンで起きた気象災害と似ている過去事例は、「平成29年7月九州北部豪雨」だと思われます。

ドラマ「ブルーモーメント」1〜2話にかけて起きた気象災害である雪崩と似ている過去事例は、「平成26年2月雪害」です。

2014年に発生した「平成26年2月雪害」とドラマ「ブルーモーメント」1〜2話の雪崩で似ている点は以下の通りです。

  • 南岸低気圧が原因
  • 停電になった
  • 気象災害場所が福島県

また、気象庁が以下のように発表しています。

福島県では、この低気圧の影響により、(中略)記録的な大雪となった。(中略)また、各所でなだれ、停電の被害が発生した。

https://www.jma-net.go.jp/fukushima/saigai/saigai_topics/saigaiji20140214-16.pdf

南岸低気圧が原因で、各地で大雪・暴風雪となった雪害。

過去に国内で発生した大きな雪崩では、移動速度が時速200km以上もあったそうです。

ということで、ドラマ「ブルーモーメント」1〜2話にかけて起きた気象災害である雪崩と似ている過去事例は、「平成26年2月雪害」だと思われます。

ドラマ「ブルーモーメント」3話に起きた気象災害である火災と似ている過去事例は、「糸魚川市大規模火災」です。

2016年に発生した「糸魚川市大規模火災」とドラマ「ブルーモーメント」3話の火災で似ている点は以下の通りです。

  • 局地風の影響で火災が広がった
  • フェーン現象が起こった

過去のネットニュースで、「糸魚川市大規模火災」が起こった原因をこう記しています。

「だし」と呼ばれる局地風は、姫川のように、ほぼ南から北に流れる川の付近で、山あいを吹き降りてくる南風、つまり、フェーン現象がおきるときの風向で起きます。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d7e3593f89e4a93b961cf42f28cb5ee896bbcc32

ドラマ「ブルーモーメント」では、ウォーターカーテンという方法で火災を食い止めましたね。

他に似ている気象災害として、「酒田大火」もありました。

こちらは局地風ではなく、季節風とフェーン現象で大きな火災になってしまったようです。

ということで、ドラマ「ブルーモーメント」3話に起きた気象災害である火災と似ている過去事例は、「糸魚川市大規模火災」だと思われます。

ドラマ「ブルーモーメント」4話に起きた気象災害である竜巻と似ている過去事例は、「茂原市竜巻災害」です。

1990年に発生した「茂原市竜巻災害」とドラマ「ブルーモーメント」4話の竜巻で似ている点は以下の通りです。

  • スーパーセールによる竜巻の発生
  • 気象災害場所が千葉県

また、気象庁の過去のデータベースに記録がありました。

スーパーセル(寿命7時間)に伴う。竜巻発生の5時間前から発生した。

https://www.data.jma.go.jp/stats/data/bosai/tornado/1990121104/list.html

ドラマ「ブルーモーメント」では離れたところで台風が発生していました。

この台風の影響で、台風の進行方向の遠く離れたところにミニスーパーセールが発生して、竜巻が起こってしまいます。

台風の進行方向先の遠く離れたところにも、気象災害が起こる場合があるなんて驚きました。

ということで、ドラマ「ブルーモーメント」4話に起きた気象災害である竜巻と似ている過去事例は、「茂原市竜巻災害」だと思われます。

ドラマ「ブルーモーメント」5話に起きた気象災害である雹と似ている過去事例は、「2021年の富山県で発生した降雹」です。

2021年に発生した「富山県の降雹」とドラマ「ブルーモーメント」5話の降雹で似ている点は「農作物や民家に被害」があったことです。

また、富山県のホームページに気象災害について書かれたデータがありました。

寒気を伴った上空の気圧の谷が北陸地方を通過したため、富山県西部では激しい雨やひょうが降った。

https://www.pref.toyama.jp/documents/25269/01_saigaikiroku.pdf

ドラマ「ブルーモーメント」5話での雹の大きさは8〜9cmほどのソフトボール大の大きさでした。

しかし負傷者や被害が少ない点でも、「富山県の降雹」が似ているのではないかと思われます。

そしてドラマ「ブルーモーメント」5話に起きた気象災害である雹は世界各国でも多く見られる現象だそうです。

「ブルーモーメントの気象災害は実話?モデルは過去にホントにあった天災?」を最後までご覧いただきありがとうございました。

ドラマ「ブルーモーメント」の気象災害は実話が元かは、公表されていませんでした。

しかし気象災害のモデルは、過去にホントにあった天災と似ているものがありました。

そして実際にドラマで使われている車両や国土交通省や気象庁の協力もあることからも実話が元になっている部分もあるのではないでしょうか。

気象災害で被害に遭った人たちや、災害の規模や解説などの詳しい内容に、毎週とても考えさせられるドラマ「ブルーモーメント」。

今後も見逃せません。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました