4月15日から放送がスタートしたドラマ「アンメットーある脳外科医の日記ー」。
杉咲花さん主演の医療系ドラマとなっています。
「アンメット」は講談社の「モーニング」にて連載中の漫画が原作となっています。
今回ドラマ化が決定された「アンメット」ですが、医療系の作品ということで実話なの?と気になった方はいませんか。
そこで今回は、ドラマ「アンメット」について以下のことをまとめてみました!
- アンメットは実話?
- アンメットの三瓶先生の元ネタのモデルは原作者?
ということで、「アンメットは実話?三瓶先生の元ネタのモデルは原作者?」と題して記事をお届けしていきます。
アンメットは実話?
ドラマ「アンメット」は原作者である小鹿ゆずるさんの実体験を元に制作されたものですので実話部分も多くあるのではないでしょうか。
「アンメット」の原作者小鹿ゆずるさんは元脳外科医だそうです。
そんな小鹿ゆずるさん、ドラマプロヂューサーの米田孝さんとの対談で以下のように述べていました。
僕が育ってきた昭和の日本社会では、重度の障害を抱えた人は施設などに入れて保護することを良しとしてきました。実は、僕の兄にも重度の障害があり当時は施設入所するしかなかったのですが、入所の際の兄の悲しみを目の当たりにし、母も僕もずっと罪悪感を感じて生きてきました。『アンメット』は、そんな僕の経験が原点になっているんです。
引用元:https://www.ktv.jp/unmet/
原作者である小鹿ゆずるさん自身、脳外科医の経験があることと、実のお兄さんが重度の障害を抱えていたという経験から出来上がった作品と言えますね。
さらに小鹿ゆずるさんは「アンメット」の原作において、脳障害の後遺症や症例は実話であると明かしています。
その時のコメントが以下になります。
原作では、私自身の経験を踏まえ脳障害の後遺症を正確に描くとともに、それと戦う人たちの心に焦点を当てました。
引用元:https://www.ktv.jp/unmet/original/
では実際に実話の部分はどこか気になったので調べてみました!
アンメット実話はどこ?
「アンメット」の原作では、実際に起きた出来事やニュースなどを元に描かれた部分があります。
小鹿ゆずるさんのXから、実話が元となった部分が見つかったのでご紹介します。
アンメット障害者グループホームの拒絶は実話?
「アンメット」の漫画原作129話では、障害者施設を利用される当事者の方や施設関係者の方々に捧げる物語となっています。
これは、横浜市金沢区で昨年(2023年)11月に開設予定だった障害者のグループホームに関して、地元住民から開設を拒絶する声が相次ぎ、施設の開設を断念したというニュースを元にされています。
最近知った悲しいニュースです(下記https)。
— 子鹿ゆずる (@yuzuru29929277) January 21, 2024
思いやりは無いのでしょうか……
当事者や施設関係者の方々に #アンメット 129話を捧げ、心を寄せたいと思います。https://t.co/vG14wiCqCx pic.twitter.com/5ukXd2GRve
とても悲しいニュースですが、こうした作品の中で取り上げてもらえると当事者や関係者の方々の救いになるのではと思います。
アンメット交通事故による被害者の精神的苦痛は実話?
「アンメット」の漫画原作133話では、交通事故の損害賠償や等級認定における被害者やその家族の精神的苦痛が描かれています。
2019年に池袋で起こった交通事故を機に、2023年11月にガイドラインの作成がなされました。
#アンメット 133話では #交通事故 の #損害賠償 #等級認定 における被害者(家族)の精神的苦痛を描きました。 これは以前から問題視されていて、池袋の交通事故を境に社会問題として顕在化し、2023年11月にはガイドラインが作成されています。
— 子鹿ゆずる (@yuzuru29929277) February 9, 2024
https://t.co/jZjiQhjkBi
これらは原作の一部ですが、医療に携わった経験のある小鹿ゆずるさんの知識や経験の元でストーリーが作られていると言えます。
ドラマ「アンメット」でも症例の部分などは実話に基づいていると思われます。
「アンメット」は知識と経験豊富な原作者が描く作品ですのでより説得力が増し、見ごたえがありますよね。
アンメットの三瓶先生の元ネタのモデルは原作者?
ドラマ「アンメット」の原作者である小鹿ゆずるさんが元ネタで三瓶友治先生のモデルになっているかどうかは明らかにされていません。
しかし、原作で主人公だった三瓶先生に脳外科医であった頃の小鹿ゆずるさん自身を重ねて描かれている可能性は高いと思います。
理由としては、やはり小鹿ゆずるさん自身が元脳外科医であったという点です。
また、「アンメット」が小鹿ゆずるさんの経験を活かして描かれたということなので、登場する人物像も小鹿さん自身や周りの医師・看護師を少しでも参考にされたのでは?と推測されます。
アンメットの三瓶先生はどんな人物?
ドラマ「アンメット」では川内ミヤビが主人公ですが、原作では三瓶友治が主人公です。
丘陵セントラル病院で脳外科医として働く三瓶先生。
アメリカの大学病院から赴任してきた超エリートで、所謂「ワーカホリック」と呼ばれるほどの働き者です。
アンメットの原作者小鹿ゆずるのプロフィール
原作者のこと知りたい!という方もいるかもしれません。
そこで、原作者である小鹿ゆずるさんについて簡単にご紹介します。
小鹿ゆずるさんは、元脳外科医医の漫画原作者として活躍されています。
「モーニング」の新人賞 「◯◯だったけど転職したら夢の印税生活で賞」略して「転生賞」にて「M’s BRAIN」が大賞を受賞されました。
今回ご紹介した「アンメットーある脳外科医の日記ー」がデビュー作品となります。
まとめ
「アンメットは実話?三瓶先生の元ネタのモデルは原作者?」を最後までご覧いただきありがとうございました。
本記事では、ドラマ「アンメット」は実話なのか?三瓶先生のモデルは原作者の小鹿ゆずるさんなのか?について見てきました。
元脳外科医であった知識や経験から描かれた作品ですので、よりリアルな医療現場が見られるのではないでしょうか。
今後も原作・ドラマ共に「アンメット」の続きが楽しみですね!
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