御上先生 官僚が教師として学校に派遣される話は実在する?

ドラマ

2025年1月からTBSにて放送が開始されている日曜劇場『御上先生』

未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。これまでとは一線を画した新たな学園ドラマ。とのこと。

松坂桃李主演、吉岡里帆・岡田将生など魅力的なキャスト陣が脇を固める話題必至のドラマ『御上先生』

今回はそんな『御上先生』について以下のことを調べてみました。

  • エリート官僚が教師として派遣されるドラマ、御上先生について
  • 官僚が教師として派遣されることってある?
  • 松坂桃李は過去に官僚と教師どちらも演じたことがある?

それでは「御上先生 官僚が教師として学校に派遣される話は実在する?」の記事をお届けします。

エリート官僚が教師として派遣されるドラマ、御上先生

東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。「考える」力を身につけるための教育改革も名ばかりで、日本の中枢は改革どころか、自分たちの保身ばかりを考えている。さらには子供たちが未来を夢見る教育現場までも、大人の権力争いの道具に成り下がっていることに気づいていく。そんな中、新たに設けられた官僚派遣制度によって御上に私立高校への出向が命じられる。実質、エリート官僚にくだされた左遷人事・・・。しかし御上は、制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいいと自ら教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
引用元:はじめに|TBSテレビ日曜劇場『御上先生』https://www.tbs.co.jp/mikami_sensei_tbs/about/

原作なし、完全オリジナルの話として、魅力的な俳優陣の演技で今後どんなドラマになっていくのか期待が高まりますね。

官僚が教師として派遣されることってある?

ドラマ『御上先生』はフィクションですが、官僚が教師として学校へ派遣されるということは実際にあるのでしょうか。

文科省職員2人を校長と教頭に派遣

文部科学省は28日、同省の職員2人を4月から横浜市と京都市の校長、教頭として派遣すると発表した。文科省が学校現場に管理職を派遣するのは初めてで、下村博文文科相は閣議後の記者会見で「学校現場の実情や課題を把握させ、今後の政策に生かしたい」と狙いを話した。

同省によると、初等中等教育局の藤岡謙一・教職員課課長補佐(40)が横浜市立旭中学校の校長に、冨森ゆみ子・子育て支援指導官(42)が京都市立御所南小学校の教頭に、それぞれ4月1日付で着任する。任期は未定。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2801E_Y4A320C1CR0000/
文科省職員2人を校長と教頭に派遣 横浜市と京都市に4月から|日本経済新聞

教室で生徒を受け持つ教師ではありませんが、2014年に文科省の職員2名がそれぞれ横浜市の中学校で校長、京都市の小学校で教頭になったという例があるようです。

文部科学省キャリア官僚が中学校の教師に

静岡・袋井市立袋井中学校 須原愛記さん  文部科学省キャリア官僚の須原愛記さんは、今年4月から、静岡県袋井市立袋井中学校(川島文雄校長、生徒704人)で、「教員」として勤務している。

引用元:https://www.kyoiku-press.com › post-123953
文科省キャリア、出向して「教員」に 現場の実情知り施策に生かす|日本教育新聞電子版 NIKKYOWEB

静岡県では2007年に若手官僚が生徒を受け持つ教師になった例もあるようです。

教育現場を知るために官僚が学校へ派遣されるということは今まで実際にあるようです。
ただニュース記事の少なさからみて、そう頻繁にはないように思われます。

松坂桃李は過去に官僚と教師どちらも演じたことがある?

今回ドラマで官僚教師を務める松坂桃李さんですが、実は過去にどちらも演じたことがあるようです。

松坂桃李さんが過去に演じたのは

  • ドラマ『ゆとりですがなにか』(2016年)
    小学校教師:山路一豊 役
  • 映画『新聞記者』(2019年)
    内閣情報調査室のエリート官僚:杉原拓海 役

教師・官僚ともにどちらも演じたことがある模様。

今までの役作りの経験が「官僚 x 教師」という今回の役柄にも生きてくるのではないでしょうか。

まとめ

「御上先生 官僚が教師として学校に派遣される話は実在する?」を最後までご覧いただきありがとうございました。

ドラマだけのお話じゃなく、文部科学省でも今まで実際にキャリア官僚が教師として派遣されるということがあったようです。教育現場を身をもって体感し、現場の声を持ち帰るというのは良い試みだと思います。

ドラマ「御上先生」では松坂桃李演じる御上先生が
令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく
そんな姿が描かれるといいます。

大逆転教育再生ストーリー「御上先生」今後どんな展開になるのか期待が高まります。

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