少年ジャンプ+で、2021年から連載中の人気漫画『ダンダダン』。
そんな連載当初から話題になっていたダンダダンのタイトルについて、2024年7月30日にジャンプ+で公開された163話でタイトル回収が来たとSNSで盛り上がりました。
163話のタイトル回収内容から、ダンダダンのタイトルにどんな意味があるのか、由来はなんなのか考察していきます。
そして、ダンダダンのタイトル回収は漫画の何巻何話でされるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はダンダダンのタイトルについて以下のことをまとめました。
- ダンダダンのタイトルの意味や由来は?
- ダンダダンのタイトル回収は漫画の何巻何話?
ということを「ダンダダンのタイトルの意味や由来は?タイトル回収は漫画の何巻何話?」と題して記事をお届けします。
ダンダダンのタイトルの意味や由来は?
ダンダダンのタイトルの意味や由来は、まだ公式で明らかにされていません(最新話174話時点)。
これまで、ターミネーターの音楽ではないか、アンパンマンのダダンダンが元ネタではという憶測が飛んでいました。
ですが、ジャンプ+にて163話の作中に「ダンダダン」の言葉が初めて登場し、ダンダダンのタイトルには物語に関連した意味があることが明らかになりました。
タイトル回収の衝撃がすごすぎてスルーしてたけど、最後の見開きの書き込みエグすぎやろ
— 龍 紀伊 (@Tatsuki_il) July 29, 2024
この作品、週間連載だぜ…?#ダンダダン pic.twitter.com/JsovLm7lOa
ということで、いまだ明かされていないダンダダンのタイトルの意味や由来について考察していきます。
ダンダダンのタイトルの意味考察!
ダンダダンのタイトルは、妖怪やUMAと人間がつながる世界を意味すると考察します。
163話の曼荼羅図と「”ダンダダン”をご存知で?」「追い求めるは世界の”真相”ー…!」とかかれている見開きから、妖怪やUMAと人間がつながる世界を意味していると考えられる理由が2つあります。
ダンダダンの物語はオカルンとモモがお互いに、UMAと心霊を信じる信じないの話がはじまりだった。そして未知の世界やオカルンたちが妖怪・UMAと戦いながら、お互いに理解をしていく内容でもある。異なる存在同士が交わり、互いの世界観を広げていくダンダダンの内容は、世界の真相に迫る意図を象徴していると考えられる。
曼荼羅図とは「大宇宙の本質的なものを諸仏の配置によって表現し、感覚的・現象的に把握できるようにしたもの」(引用:高野山霊宝館サイト)。世界の根源的な構造やつながりを象徴している。この曼荼羅が示されていることで、ダンダダンが単に妖怪やUMAと人間が対立する話ではなく、異なる存在同士がつながり合うことというテーマを含んでいると考えられる。
ダンダダン4巻まで読破しました。
— はる (@bariwota) May 23, 2022
オカルト好きにはたまらんストーリーですね
人間と妖怪と宇宙人の関係性も上手くて、これからの期待値もあがる#ダンダダン pic.twitter.com/9bMmOC3oSf
ダンダダンという言葉が、曼荼羅のつながりという概念を意味していると考察しました。
ですが、作中の世界では163話で描かれた曼荼羅自体がダンダダンと呼ばれるものを意味する可能性もあります。
ということで、ダンダダンのタイトルは、曼荼羅の概念から妖怪やUMAと人間がつながる世界を意味すると考察しました。
ダンダダンのタイトルの由来考察!
ダンダダンのタイトルの由来は、仏教的な要素と密接に関わっている可能性があります。
なぜなら、前述した163話の曼荼羅の画が仏教に関連しているという点と、仏教に関連した言葉で「檀陀印」(だんだいん)や「檀陀地蔵尊」(だんだじぞうそん)があるからです。
- 檀陀印:仏教におけるハンドサインの印相の1つで、檀陀印は特に大威徳明王が使用しています。
大威徳明王は地獄にいる閻魔を倒すほどの力を持つ強さがあり、悪いものを祓い、守る力を表している。 - 檀陀地蔵尊:地獄道で苦しむ人々を救済するお地蔵様。
そして、作者の龍幸伸さんは妖怪に対してMANTANWEBのインタビューで次のように話しています。
いろいろな怪談を聞いていても、化け物や妖怪は、元々人間だったし、なりたくてなったわけじゃない。だから、悪者って感じじゃないんですよね。葛藤を抱えている人たちなんじゃないか、と考えています。
ダンダダンの作中でも、悲しい過去を抱えた妖怪の姿と、戦闘後に救われた姿が描かれる場面もあります。
特に、ダンダダンでは和解した妖怪とオカルンら人間がともに食事をするシーンが印象的に描かれています。
ダンダダン名物と言えば、やっぱ一件落着した後の賑やかな食事シーンだよね~。初めは警戒されてたキャラが一緒に混ざってるのを見るとほっこりするんだ#ダンダダン
— Jinny (@Jinny08489786) August 28, 2023
[第119話]ダンダダン – 龍幸伸 | 少年ジャンプ+ https://t.co/0yajwCemU8 pic.twitter.com/fdBmd1OzFj
悪を祓い、救済し、必要あれば守り合う檀陀印と檀陀地蔵につながるように思います。
そんな人間、妖怪、宇宙人の共存の物語である怪異「談」として「檀陀談(ダンダダン)」ではないかと考察します。
ということで、ダンダダンのタイトルの由来は、仏教的な要素「檀陀印」などの響きと意味を加えた談話からきてるのではないかと考えられます。
ただし、カタカナ表記にしてあるという点から、ダンダダンのタイトルに複数の意味を持たせているのではないかと思わせる興味深いタイトルです。
ダンダダンのタイトル回収は漫画の何巻何話?
ダンダダンのタイトル回収は漫画でもまだされていません。
作中でダンダダンの言葉が初めて登場する163話は、発売中の17巻が147話まで収録されており、話数は1巻およそ9話なので、漫画19巻に収録されると思われます。
まとめ
「ダンダダンのタイトルの意味や由来は?タイトル回収は漫画の何巻何話?」を最後までご覧頂きありがとうございました。
今回はダンダダンのタイトルについてまとめてきました。
- ダンダダンのタイトルは曼荼羅の概念から妖怪やUMAと人間がつながる世界を意味すると考察
- ダンダダンのタイトルの由来は檀陀印などの響きと意味を加えた談話からきてると考察
- ダンダダンのタイトル回収は漫画でもまだされていない
163話で全貌の明かされない、気になるタイトル回収となりました。
ダンダダンのタイトル回収がいつあるのか、タイトルの真相は何なのか楽しみですね。
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